京北では平安京の時代から林業が栄え、長く都を支えてきました。 町には全国で唯一、地元の材だけを扱う木材市場があり、月に3回開催される競り市では良質な材を求めて全国から人が集まります。 私たち京北木こりヴィレッジは、古くからこの地に継承されてきた木こりの技と精神を通じて、京都京北の山を次の時代へと繋いでいきます。
木を植えてから出荷するまでには、最低でも70年の月日を要します。樹齢70年の木なら70年以上、100年の木なら100年以上、木材として第二の命を歩むことになります。
植林の山は人間の手入れを必要とし、適切な伐採がされなくなった木々は重量を増し、地滑りの原因となります。木を切り倒した後は、再び杉や桧の苗木を植えます。何もしないでいると10年ほどで雑木の山になります。